Life in NYC

NYでコロナ検査を3回受けた話

こんにちは!NYに住むSallyです!

前回「NYでコロナになった私の話」という記事で実際に私がコロナにかかった時の症状などを詳しく書きました。今回はNYでコロナ検査がどのように行われているのかを書いていきたいと思います。

検査は無料

NY州では検査にとても力を入れています。いち早く多くの検査をやった都市なのではないでしょうか。NY州が検査に力を入れていた理由の一つにNYCが再開する時の「再開の7つの基準」にあったように

1ヶ月で人口の1000人当たり30人が検査を受けていること

という項目もあったので、NY州知事は、みんなに検査を受けるよう呼びかけていました。最初のうちはまだ検査を受けられる場所が少なかったのですが、5月頃から、検査を受けられる場所がグンと増えました。街中や近所にもたくさんの検査場ができ、気軽に行けるようになりました。

何より気軽に行けるポイントはコロナの検査は無料だということです。私のようなアメリカ人ではない人、NYCの市民権を持たない人でも無料なのはとても大きなポイントです。本当にありがたいです。。。

PCR検査と抗体検査

検査には現在コロナウィルスにかかっているかを調べるPCR検査と、以前にかかった事があると抗体ができるので、その抗体を持っているかを調べる抗体検査があります。検査は病院でも出来るところ、出来ないところがあり、事前に調べて行くことをおすすめします。病院以外の多くの検査場は、簡易的に作られていたり、コロナの影響で閉鎖している場所を使ってのテンポラリーな検査場です。

どこでやっているかは NYC HEALTH +HOSPITAL でも調べる事ができます。場所によって時間や検査の種類が違います。PCR検査しかしていないところ、「Antibodody testing」と書かれているところは抗体検査もやっています。

至るところにある City MD でもコロナ検査を受けられるようになり、抗体検査を受けられる場所が一気に広がった感じがしました。

検査前には確認を

実は私は1回目の検査は間違えて行ってしまったのです。何を間違えたかと言うと、前回書いたように、私はコロナになった自覚があったので、本当は抗体検査に行きたかったのですが、私が訪れた検査場はPCR検査しか行っていなかったのです。その頃は、検査場によってPCR検査だけの場所があるなど知らず、気軽すぎる感じで行ってしまいました。

検査が終わって初めて「アレ?抗体検査は?しないの?」と言う始末でした笑。ですので、行かれる方は、自分がどちらの検査を受けたいのか、行く検査場は自分の希望の検査をしているのか、事前に調べて行かれることをおすすめします。

第1回目のPCR検査

私が初めて検査に行ったのは家からバスで10分といった場所でした。少し前の2020年5月中頃です。行くとすぐにわかるように「COVID-19 ASSESSMENT AREA」と書かれてありました。

すでに並んでいる人が2人。スタッフの方が数名立っていたので、「検査を受けに来ました」と伝えると「ここに並んで待ってね」と言われ、列に並ぶと、まず手袋を渡されました。手袋を装着したら、用紙を渡され、自分の情報(名前や住所など)を書きます。

アメリカでは大体こう言う時、IDチェックがあるのですが、「IDをここに入れてください」とビニール袋に入れるよう言われました。街中ではすごく待ったと言う話を聞いていたのですが、街外れだからか、思いの外10分程度で案内されました。待ってる間はスタッフの人がフレンドリーでたくさん話しかけてくれたり、とっても和やかな雰囲気。

中に入るといくつかの質問を受けました。質問内容は「咳が出ていたり、熱はありますか?」「そういう症状がある人と最近会いましたか?」「最近旅行などに行きましたか?」などでした。

検査方法は、長い綿棒のようなものを鼻に入れグリグリ採取されるアレです。クシャミが出そうで出ないヤツです。実は私はインフルエンザになった事がなく、この検査方法は初めてだったのですが、特に出す時に、こんな奥まで入ってるんだ〜という気持ちになりました笑。

「結果は5日間でわかります。(bussines dayで) 結果が出たらメールが届きます。」と伝えられました。メールが来たのは2日後でした。そのメールには結果は書いていないので「MY CHART」というサイトかアプリにアクセスしてサインアップ、ログインすると自分の結果を見る事が出来ます。この時の結果は「Negative(陰性)」。

うん。わかってるよ。だって多分コロナになったんだから。本当は抗体持ってるか知りたかったんだよ。そんな心の声が溢れそうなコロナ検査第1回目でした。

第2回目の抗体検査

PCR検査を受けた2日後、 検査結果を受け取った日、家から徒歩10分のところにある「City MD」で抗体検査をやっていると聞いた私は、その後すぐにピューーン行ってきました。

ここでは並んでいる人は2人だったけれど、外で30分くらい待ちました。中に入ったら機械で個人情報を入力していきます。多くの質問にも答えないといけなかったり、何回もサインをしないといけなかったり、スタッフに聞かないとわからない事があったり、少々めんどくさく感じました。

入力が済んだら部屋に呼ばれ、最初に身長と体重を聞かれ測りました。その後たぶん10分ほど部屋で待たされ、やっと誰か来たと思ったら、鼻から検査をしようとしたので「2日前にやって陰性だったからやらなくていいです。私は抗体検査をしたいのよ〜」と言ってみたら、「OK!じゃあ、採血する人が来るまで待ってね!」と、またしばし待つこと5分。やっと採血する人がやって来て検査できました。

一緒に行った友達はすぐ終わっていたようで、私だけ何故か時間がかかったけれど、無事に抗体検査が終了。ここでも「結果は5ビジネスデイでわかるから、結果が出たらお知らせします」とのことでしたが2日か3日で「あなたの結果が出ました。こちらで確認してください。」というメールがきました。その届いたリンクにアクセスして自分の名前など入れると、結果が見ることができました。

結果は!はい。「Positive(陽性)」。私はやっぱり抗体を持っていた。

まぁ、だからどうしたってこともないけれど、今更何かすることも無いのだけど、あの時のあれがコロナだったのか、どうだったのかだけ知りたかったのだ。それだけわかればよかったのです。

第3回目の再PCR検査

私は抗体を持っていたから、もう検査も受けなくていいと思っていたのですが。なぜに3回目の検査を受けたのか。

それはですね。前回コロナになった編でも書きましたが、私の周りに何人かコロナに感染した人がいるのですが、そのうちの2人が同じくらいの時期に、「自分は抗体を持っているのに、もう1度PCR検査を受けたら陽性反応が出た!今は、かかった時の様な症状も無いし、とっても元気なんだけどね。」と言うのです。

正直検査の正確性も疑えるかも・・なんて思っている私ですが。その友人達が「Sallyも抗体あったよね?でもあなた、私(友人)と会っていたし、一応心配だから検査受けてみてくれない?」と。まぁ超元気だけど。なってない自信あるけど。別に無料ですぐ行けるし。いいよ!OK!

といった経緯で第3回目の検査に行くことにしました。つい先週のことです。前回とは違う場所で受けてみようと思い、こちらも自宅からバスで10分程度のエリアです。ここは簡易的に作られた検査場の様です。この様な仮設の事務所の様な物がいくつも並んでいました。

そしてその両サイドには窓があり、この各窓の中に人がいます。検査を受ける人は中へ入る事はなく、外で全てを済ませます。ここでは待つことは無く、すぐに案内してもらえました。

まずは最初の窓で受付をします。ここでもいくつかの質問を受けました。聞かれる内容は大体、毎回同じです。IDチェックも毎回ありますが、2回目3回目は袋に入れたりすることはなく、直接手渡しました。

受付が終わったら次の窓へ進みます。次の窓では説明を受けます。検査の仕方、受け方、そして結果が出た時の簡単な説明でした。

そうして3番目の窓で検査です。PCR検査なのでやり方は第1回目の時と同じでした。鼻グリグリです。

全てがこの1列で終わるというシステム。あっと言う間に検査終了です。こちらでも「結果は3〜5日で出るのでメールでお知らせします。」とのことでした。今回は3日で NYC HEALTH +HOSPITAL から「結果が出ました」とメールが届きました。結果は第1回目と同じでMY CHARTから確認します。

はい。結果は!「Negative(陰性)」でした。この事を友人達に伝えたら、安心しておりました。

NYでは未だレストランやバーが完全には再開しておらず、お店の外にテーブルなど置いて営業するのはOKといった感じです。そういった形で営業しているお店はどこも賑わっています。

私も先日4ヶ月ぶりのレストランでの食事に感動したばかり。何より楽しいです!みんなも楽しんでいる姿を見て、やっぱりこうじゃないとな〜と感じました。

NYCではフェーズ4が再開される直前です。街に少しずつ人が増え、活気が戻って来ている事を実感しています!

それでは、また!See You!

投稿者について

NYに住むSallyです!NYのオススメあれこれ、生活や暮らしのこと、色んな情報やどうでもいい情報などなど。様々にお届けします。
初めてNYを訪れたあの日からNYに恋をし、長年ずっと憧れていたこの街にようやく夢叶い住めた!大人留学のそんな日々の感動や発見を書いています。